top of page

家具:塗装について「オイルとウレタンの違い」

  • 執筆者の写真: BRUNCH 株式会社
    BRUNCH 株式会社
  • 3月31日
  • 読了時間: 2分

家具の塗装は大きく分けて「オイル仕上げ」または「ウレタン塗装」の2種類に分かれます。

「オイル仕上げ」とは?

天然植物由来のオイルを主原料とした塗料で、木材に染み込ませて表面を仕上げます。

オイル仕上げの家具説明

メリット

→オイル塗装の場合は表面をコーティングしていない分、「木」本来の風合いが味わえてナチュラルな仕上がりになります。


傷が出来てしまった場合には木の表面自体に傷がついている状態ですので、その傷が味になったり、サンドペーパーなども用いて、手間はかかりますが自宅での修理も可能です。オイルを塗りこむだけでも、傷が目立たなくなります。



「ウレタン塗装」とは? プラスチック樹脂系のポリウレタン樹脂で、木材の表面をコーティングして仕上げます。

ウレタン仕上げの家具説明

メリット ウレタン塗装はオイル塗装に比べて水や熱に強く、汚れもふき取りやすいという特徴があります。木の表面がコーティングされているウレタン塗装では、水や熱の影響を受けにくいため輪染みは出来にくくなっています。

食事をする機会の多いダイニングテーブルに向いた塗装方法。日々のメンテナンスが煩わしく感じる方にはウレタン塗装がおすすめです。



2つの塗装方法の大きな違いは、表面をコーティングしているか・していないか。


表面の濡れたコップや温かい飲み物の入ったマグカップをテーブルの上で暫く放置していると、オイル仕上げの場合は木が直接水や熱の影響を受けてしまうため、その部分がカップの底の形で輪染みになってしまいます。


メリットばかりかと思われるウレタン塗装ですが、もちろんデメリットもあります。表面にコーティングしたウレタンに傷がついてしまった場合、自宅でのセルフケアが出来ないという点です。

ウレタン塗装に傷がついてしまった場合は、一度塗装を剥がし、再度塗装が必要になるため修理に出さなければなりません。

ウレタン塗装とオイル塗装、それぞれにメリット・デメリットがありますが、一生ものともいえる家具のご購入を検討されるときは、デザイン性はもちろんですが、普段の生活リズムに合わせた手入れのしやすさも視野に入れてご検討してみて下さい。

 
 
 

Comments


Commenting on this post isn't available anymore. Contact the site owner for more info.
  • Instagram

2003-2025 BRUNCH inc.

bottom of page